CHIRIMEN with micro:bitは micro:bit V1.5に加え、2020年11月に発売されたmicro:bit V2で動作確認しています。全てのコードは共通です。
一方、micro:bit V2で新たに拡張されたハードウェア機能には現時点では対応していません。
なお、検証できていませんがそれ以前のバージョンのmicro:bitでも動作する可能性が高いです。
ただし、micro:bit V2ではCHIRIMENの環境に依存するものではありませんが、V2本体の電気的な特性による下記の注意事項があります。
Note: 本項に記述した内容は 製品のロットによって挙動が変化する可能性があります。
micro:bit V2は電源の仕様が変更になっています。この仕様を見る限り、様々な電源環境でより良好に動作するよう改良されています。 しかし2020年12月に調達したV2の製品を用いて検証した結果、JSTコネクタ(電池駆動用の白色のコネクタ)を使って作動させた場合、 下記の通り端子の駆動能力が低下する事象が確認されました。
- 1.5V一次電池 × 2 (マンガン・もしくはアルカリ)
- 特に問題なく動作
- ニッケル水素電池 × 2 (エネループ等の高性能型も同様)
- 複数のI2Cデバイスを接続するとI2Cデバイスとの通信が安定しない
- MOSFETを駆動するサンプルで、動作確認用に抵抗付きLEDを並列に追加するとFETがONにならない場合がある
以上より、micro:bit V2ではニッケル水素電池の使用はお勧めできません。