CHIRIMEN for Raspberry Pi 3 では I2C デバイスが正常に接続されているかどうかを確認するために、ターミナルから i2cdetect
というコマンドを使う事ができました。このコマンドは I2C バスをスキャンして反応のあったスレーブアドレスを表示するツールです。
CHIRIMEN for TY51822r3 では残念ながらこのコマンドを使用する事はできませんが、代替として I2C デバイスをスキャンするための Web アプリを準備しました。
i2cdetect
コマンドとまったく同等という訳ではありませんが、このチュートリアルで使用している I2C デバイスが正常に接続されているかどうかの判断では問題なく動作します。
この i2cdetect
Web アプリはデバイスの確認に read8()
を使用しています。これはコマンドラインの i2cdetect
での -r
オプションに相当します。
リード動作の場合、幾つかの Write Only の I2C デバイスでは異常状態になる事が確認されているようです。