Skip to content

Latest commit

 

History

History
86 lines (61 loc) · 2.98 KB

File metadata and controls

86 lines (61 loc) · 2.98 KB

cend

  • unordered_map[meta header]
  • std[meta namespace]
  • unordered_multimap[meta class]
  • function[meta id-type]
  • cpp11[meta cpp]
const_iterator cend() const noexcept;

概要

最終の要素の次を指す読み取り専用イテレータを取得する。

unordered_multimap は非順序連想コンテナであるため「最終」に特に意味はないが、cbegin() で得られたイテレータを cend() まで operator++() でイテレートすることで当該コンテナの要素を漏れなく走査できる。

戻り値

最終の要素の次を指すイテレータ

例外

投げない。

計算量

定数

備考

  • この関数によって返されるイテレータは、*thisが保持するいずれの要素も参照しない。その指す先は、不正な範囲となるだろう

#include <iostream>
#include <string>
#include <algorithm>
#include <utility>
#include <unordered_map>

int main()
{
  using mymap = std::unordered_multimap<std::string, int>;

  mymap um{ { "1st", 1 }, { "2nd", 2 }, { "3rd", 3 }, };

  std::for_each(um.cbegin(), um.cend(), [](mymap::value_type p)
    { std::cout << '{' << p.first << ',' << p.second << "}, "; });
  std::cout << std::endl;
}
  • cend()[color ff0000]
  • cbegin()[link cbegin.md]

出力例

{3rd,3}, {1st,1}, {2nd,2}, 

注:unordered_multimap は非順序連想コンテナであるため、出力順序は無意味であることに注意

バージョン

言語

  • C++11

処理系

関連項目

名前 説明
begin 先頭要素を指すイテレータの取得
end 最終要素の次を指すイテレータの取得
cbegin 先頭要素を指す読み取り専用イテレータの取得
begin(size_type) インデックス(添え字)で指定したバケット内の先頭要素を指すイテレータを取得
end(size_type) インデックス(添え字)で指定したバケット内の最終要素の次を指すイテレータを取得
cbegin(size_type) インデックス(添え字)で指定したバケット内の先頭要素を指す読み取り専用イテレータを取得
cend(size_type) インデックス(添え字)で指定したバケット内の最終要素の次を指す読み取り専用イテレータを取得