Mobox は Box64 と Wine を使って Termux で Windows x86 アプリケーションを実行するように設計されたプロジェクトです。

インストール

インストール Termux, Termux-X11 and Input Bridge.
termuxを開き、コマンドを貼り付ける

curl -s -o ~/x https://raw.githubusercontent.com/olegos2/mobox/main/install && . ~/x

termux に mobox と入力。

コンフィグ

Wine

Wine は Manage packages メニューでインストールまたはアンインストールできる。 Wine コンテナを選択するには、メインメニューのオプション 4 を使ってください。 Mesa VirGL、Turnip、Wine Mono、Gecko は Wine Start Menu からインストールできます。

設定

Box86 と Box64 の dynarec 変数

mobox 設定メニューには、dynarec 変数を変更するための 2 つの切り替え可能なメニューがあります。 dynarec 変数の詳細については、Box64 の使い方および Box86 の使い方を参照のこと

システム設定

Wine ロケール、dxvk hud プリセット、Turnip の設定を変更するには、mobox の System settings メニューを使用してください。フォールバック解像度は、x11 解像度が自動的に検出できなかった場合にのみ使用される。 Snapdragon 8 Gen 1、8+ Gen 1、7+ Gen 2 を使用している場合は、System settings メニューの select a7xx flickering fix (TU_DEBUG) を選択し、2 番目のオプションを有効にしてください。

Root 設定

root があれば、OOM Adjuster を使うことができ、メモリ不足でtermuxが止まってしまったときに便利です。

Termux-X11 preferences

Display resolution mode exact
Display resolution 1280x720
Reseed Screen While Soft Keyboard is open OFF
Fullscreen on device display ON
Force Landscape orientation ON
Hide display cutout ON
Show additional keyboard OFF
Prefer scancodes when possible ON

操作方法

タッチコントロールには Input Bridge アプリが必要

アンインストール

mobox をアンインストールするには、Backup and restore メニューを使用する。

デバッグ

ロギングを有効にするには、Mobox -> Settings -> Debug settings menu でオプション 2 を選択してください。ログへのパスは /sdcard/mobox_log.txt です。

サポート状況

Android

Android 10 以上を推奨。

デバイス

ほとんどのアンドロイド携帯は、Mesa VirGL を使って mobox や DirectX 9 のゲームを動かすことができます。
最高のパフォーマンスと Turnip+DXVK との互換性を実現するには、Adreno 6xx または Adreno 725-740 を搭載した Snapdragon デバイスを推奨します。

Root

Root は不要。

既知の問題

mobox メニューに入ろうとすると termux アプリがクラッシュする場合は、カスタムテーマスクリプトを削除してください:

rm -rf $PREFIX/glibc/opt/termux-style

一部のデバイスでは、PhysX のインストール時にプレフィックス作成がフリーズする問題が発生する可能性があります、この場合、Compatibility settings メニューの設定を変更します
SD845 デバイスの場合、Compatibility settings メニューで dri3 を無効にしてください