diff --git a/understanding/meaningful-sequence.html b/understanding/meaningful-sequence.html index fdbdf51e..ef6c38ba 100644 --- a/understanding/meaningful-sequence.html +++ b/understanding/meaningful-sequence.html @@ -35,7 +35,7 @@

達成基準 1.3.2: 意味のあるシーケンスを理解する

意図

この達成基準の意図は、コンテンツの意味を理解するのに必要な音声読み上げの順序を保ちながら、ユーザエージェントがコンテンツの代替表現を提供できるようにすることである。意味のあるコンテンツの少なくとも一つの順序がプログラムによる解釈が可能であることが重要である。この達成基準を満たしていないコンテンツは、支援技術がそのコンテンツを正しくない順序で読み上げたり、代替スタイルシート又はその他の書式変更が適用されたりしたときに、利用者を困惑あるいは混乱させてしまう恐れがある。

コンテンツの並び順を変更すると、コンテンツの意味に影響を及ぼす場合、その順序には意味がある。例えば、あるページに二つの独立した記事がある場合、それらの記事の相対的な順序がそれぞれの意味に影響を及ぼす可能性はない。そのような状況においては、それらの記事自体には意味のあるシーケンスがあるかもしれないが、それらの記事が入っているテキストコンテナには意味のあるシーケンスはないかもしれない。

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ある要素のプログラムが持つ意味が、そのコンテンツに意味のあるシーケンスがあるかどうかを定義している。例えば、HTML では、テキストには常に意味のあるシーケンスがある。テーブル及び順序付きリストには意味のあるシーケンスがあるが、順序なしリストには意味のあるシーケンスがない。

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いくつかの要素のセマンティクスは、その要素のコンテンツが意味のあるシーケンスであるかどうかを定義する。例えば、HTML では、テキストには常に意味のあるシーケンスがある。テーブル及び順序付きリストには意味のあるシーケンスがあるが、順序なしリストには意味のあるシーケンスがない。

コンテンツの並び順には、常に意味があるとは限らない。例えば、あるウェブページのメイン部分とナビゲーション部分の相対的な順序は、それぞれの意味には影響を及ぼさない。それらは、プログラムによる解釈が可能な音声読み上げ順序で、どちらが先にもなりえる。もう一つの例としては、雑誌の記事にはいくつかの補足記事がいくつか含まれている。記事と補足記事の順序は、それぞれの意味に影響を及ぼすことはない。このような場合においては、この達成基準を満たすことのできるウェブページには、異なる音声読み上げ順序が複数あることになる。

誤解のないように書くと: