トランプカードを使うカジノゲームである。
- トランプカードはランクとスートから成る
- スートは {スペード,クラブ,ハート,ダイヤ} の記号4種から成る
- ランクは {A,2,3,4,5,6,7,8,9,J,Q,K} の記号13種から成る
- ジョーカーのカードはランクもスートも持たない
- トランプはそれぞれが相異なるトランプカード (4x13=) 52枚と、ジョーカーから成る
- トランプからジョーカーを除いた52枚を一組のセットとする
- 一組以上のセットを束ねたものをデッキという
- トランプカードのランクを数字として扱う
- J,Q,K は 10 として扱う
- Aは 1または11 のどちらか有利な値として扱う
- 確定した手の合計値が21に近い方の勝ちとする
- 手が21を越えてしまうと負けとなり、これをBUSTと呼ぶ
- プレイヤーが負けた場合、掛け金を失う
- プレイヤーが買った場合、掛け金の2倍が支払われる
- ディーラーの手とプレイヤーの手が同じ値の場合、ドローとなる
- ドローの場合、掛け金分が返却される
- デッキからカードを1枚引くことをヒットという
- カードを引かず、手札を確定して勝負することをスタンドという
- 掛け金を倍にしてカードを1枚だけ引くことをダブルダウンという
- 掛け金を追加して手札を分割することをスプリットという
- スプリットは配られたカードがゾロ目だった場合にのみ行える
- 勝負を降りる代わりに掛け金の半分を返却させることをサレンダーという
- カードが配られた時点で手札が21になった場合、ブラックジャックという
- ブラックジャックは掛け金の2.5倍が支払われる
- 掛け金の半分を払い、ディーラーがブラックジャックだった場合にドローにすることをインシュアランスという
- インシュアランスは、ディーラーに配られた表になっているカードがAだった場合に仕掛けられる
- 自分がブラックジャックで、ディーラーの表カードがAの場合、イーブンマネーを仕掛けられる
- イーブンマネーとは、掛け金の半分を払いディーラーがブラックジャックであることに賭けることである
- ディーラーがブラックジャックであった場合、プレイヤーの勝利として掛け金とイーブンマネーの掛け金
- ディーラーがブラックジャックでなかった場合、イーブンマネー分掛け金を失う
ひとつのゲームは以下の手順で行われる。
- ディーラーはプレイヤーにカードを配る
- 2枚、表にして配る
- ディーラーは自身にもカードを配る
- 2枚配るが、先の1枚を表、後の1枚を裏で配る
- プレイヤーはルールに則り、カードを引いたりして手を確定させる
- ディーラーはルールに則り、カードを引いたりして手を確定させる
- 手が確定したのち、ルールに則り勝敗を決定する
ゲームを繰り返すとデッキが減る。 トランプカードの枯渇を防ぐため、一定の基準に基づいて使ったカードをデッキに戻し、シャッフルする。