日本語テキストを音声として出力する ROS node です.
Open JTalk を利用しています.
Open JTalkとaplayコマンドに依存しています.
sudo apt install open-jtalk open-jtalk-mecab-naist-jdic hts-voice-nitech-jp-atr503-m001 alsa-utils
catkin workspace内に設置して catkin_make
してください.
japanese_text_to_speech
node を起動してください.
この node がサーバとなり,クライアントから受け取ったテキストを音声出力します.
rosrun japanese_text_to_speech japanese_text_to_speech
この node は actionlib を使って実装されています.
簡単なクライアントのサンプルとして test_client
nodeを用意してあります.
rosrun japanese_text_to_speech test_client
デフォルトでは男性の音声を使うようになっていますが,他の音声に切り換えることもできます.
.htsvoice
ファイルを適当な場所に設置し, ~hts_voice_file
rosparam をセットしてください.
rosrun japanese_text_to_speech japanese_text_to_speech _hts_voice_file:='/path/to/htsvoice'
例えば,名古屋工業大学の開発するメイ&タクミの音声モデルを利用できます.
以下のコマンドで,音声モデルを取得し,展開します.
wget https://sourceforge.net/projects/mmdagent/files/MMDAgent_Example/MMDAgent_Example-1.8/MMDAgent_Example-1.8.zip
unzip MMDAgent_Example-1.8.zip
展開したファイルのVoice/
以下にあるファイルを指定することにより,音声モデルを利用できます.
例えば,メイの幸せな声の音声モデルを利用する場合は,次のように引数を追加します.
rosrun japanese_text_to_speech japanese_text_to_speech _hts_voice_file:='PATH_TO_UNZIPPED_FILES/MMDAgent_Example-1.8/Voice/mei/mei_happy.htsvoice'