🎉MOA v0.6.0 リリースノート
新機能
spellbook
ディレクトリを追加し、そこにollama-webuiとlangfuseサブモジュールを移動しました。これによりプロジェクト構造がより整理されました。spellbook
ディレクトリに新しくdify
サブモジュールを追加しました。dify.AI社が開発するオープンソースのAIチャットボットフレームワークです。example
ディレクトリに新しいサンプルスクリプト07_KnowledgeRetreival_Chatbot_AWS.yml
を追加しました。これはAWS BedrockによるLLMを使った知識検索とチャットボットの例です。
変更点
.env.example
ファイルに新しい環境変数を追加しました。OLLAMA_BASE_URL
: ollama webuiのベースURLを指定します。デフォルトはhttp://ollama:11434
WEBUI_SECRET_KEY
: webui用のシークレットキーを設定します。LITELLM_PROXY_HOST
: LiteLLMのプロキシホストを指定します。デフォルトは0.0.0.0
OPEN_WEBUI_PORT
: webui用のポート番号を指定します。デフォルトは8080
.gitmodules
ファイルを更新し、サブモジュールのパスをspellbook
ディレクトリ下に変更しました。README.md
ファイルを大幅に改善し、プロジェクトの概要、特徴、始め方、使い方などの情報を充実させました。ollama webui
やlangfuse
の使い方を詳しく説明- 新たに追加した
dify
の起動方法も追記 - 誤字の修正や言い回しの最適化、技術用語の統一などを行い、全体的に読みやすくしました。
修正
.gitignore
ファイルにspellbook
ディレクトリを追加し、サブモジュールのコミットが除外されるようにしました。
注意事項
- このバージョンでは、
langfuse
とollama webui
の起動方法が変更になっています。READMEの手順に従って環境変数の設定とコマンドの実行をお願いします。 - 新しく追加した
dify
は、まだ実験的な機能です。本番環境での使用はお控えください。 .env
ファイルに設定する認証情報などの機密情報は、誤ってコミットしないよう十分ご注意ください。
MOAをお使いいただきありがとうございます。ご質問やご要望がありましたら、ぜひお知らせください。