📋 概要
MOA v0.6.2 は、Bedrock モデルの統合、パフォーマンスの改善、Docker Compose 設定の追加など、いくつかの重要な変更を含むリリースです。
✨ 新機能
- 🎉 Bedrock モデルの統合 (commit: 1861a7f) 🟢
- Spellbook 設定ファイルに Bedrock モデルのリストを追加しました。
- これにより、ユーザーは Spellbook インターフェースから Bedrock モデルを選択して利用できます。
- 🎉 Litellm を使用した Bedrock モデルとの統合 (commit: 4fa2593) 🟢
litellm
を使用して Bedrock モデルと通信するサンプルコードを追加しました。- このコードは、
openai
ライブラリを用いて Bedrock のエンドポイントにリクエストを送信し、レスポンスを処理します。 - 開発者はこのサンプルコードを参考に、Bedrock モデルを自身のアプリケーションに簡単に統合できます。
🛠 改善点
- 🚀 Docker Compose 設定の追加 (commit: 226e981, commit: c08a5c9, commit: bdc6fb2, commit: 1f4390c) 🟢
- Litellm サーバーの実行のための Docker Compose 設定ファイルを追加しました。
- パイプライン実行のための Docker Compose 設定ファイルを追加しました。
- Prometheus によるメトリクス監視設定を追加しました。
- Ollama と連携するための Docker Compose 設定ファイルを追加しました。
- 🚀 Dockerfile の更新 (commit: e2cb8d2) 🟢
- Bedrock モデルの利用に必要な依存関係を追加しました。
- ビルドプロセスを最適化し、イメージサイズを縮小しました。
- 🚀 open webui + pipeline + langfuse のサンプルコード修正 (commit: 78e8ed7) 🟢
- litellm経由でopen webui+pipeline+langfuse環境にアクセスするためのサンプルコードを修正
- モデルを
ollama/llm-jp-13b-v2
からbedrock/claude-3-haiku
に変更 - api_base を
http://localhost:11434
からhttp://localhost:4000
に変更
🐛 バグ修正
- 🐛 使用しない docker-compose.ollama.track.yml を削除 (commit: c7a3a42) 🟢
- 🐛 使用しない docker-compose.gpu.yaml を削除 (commit: 72639b8) 🟢
⚠️ 重要な変更
⚠️ Docker Compose 設定ファイルdocker-compose.ollama.track.yml
とdocker-compose.gpu.yaml
が削除されました。 🟢⚠️ サンプルコードexample/08_litellm_ollama.py
が変更されました。 🟢
📦 アップグレード手順
- 現在の MOA を停止します。
- リポジトリを最新版に更新します。
docker-compose up -d
コマンドを実行して MOA を再起動します。
👏 謝辞
このリリースへの貢献をしてくださった Maki に感謝いたします。