Jan Erik Solem著、『実践コンピュータビジョン(以下、PCV)』のサンプルコードをIPython notebookでトレースして、コンピュータビジョンの基本を学ぶ。
Jan Erik Solem(著), 相川愛三(訳), 『実践コンピュータビジョン』, O'Reilly Japan (2012)
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873116075/
『実践コンピュータビジョン サンプルプログラム』
訳者によるサンプルプログラムの説明が掲載された公式サポートページ。
http://www.oreilly.co.jp/pub/9784873116075/
Jan Erik Solem氏のGitHubアカウントのサイトに、PCVテキストのサンプルコードが掲載されている。
https://github.com/jesolem/PCV
PCVではnumpy, pylabなどのパッケージをimportする際、*(アスタリスク)を用いた一括importが多用されている。
この演習ノートでは、できるだけ利用しているパッケージを明確にするため、*を用いない。
# PCVテキスト内の一般的なimport
from pylab import *
from numpy import *
# 演習ノート内の通常のimport方法
import numpy as numpy
import matplotlib.pyplot as plt
PCVテキストではPython2.xを基本として、プログラムが書かれているが、
本ノートでは、Python 3.xを基本として、コーディングを行う。
Python 3.xに対応するには、print文、文字列の扱いなど、いくつかの変更が必要だが、ノート内でできる限り説明を加える。
このレポジトリには、サンプルコードの実行に必要なファイルの一部のみを掲載している。 大量の画像を保存することができないので、基本的にデータセットはそれぞれのnotebookに記載されたオリジナルの提供先を参照されたい。
PCVテキスト内では画像処理のために、独自のモジュールが用意されている。各章で必要なモジュールのスクリプトファイルを配置している。ファイルは基本的にサポートページから引用しているが、Python 3.xで動作するように一部のコードを改編している。
『実践コンピュータビジョン』という素晴らしい本を執筆されたJan Erik Solem氏に感謝します。
またこの著書の内容を丁寧に翻訳して、日本語の完璧なサンプルコードを提供している相川愛三氏、本著の出版元でO'Reilly Japanのみなさまに感謝します。
この演習ノートが少しでもPCVを学ぶ人のお役に立てば、幸いです。