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Original file line number | Diff line number | Diff line change |
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@@ -0,0 +1,49 @@ | ||
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type: "diary" | ||
title: "GitLabに学ぶ本を読んだ" | ||
draft: false | ||
description: "割とリモート関係なく参考になる話が多くて良かった" | ||
ogp: 'ogp-big.webp' | ||
changelog: | ||
- summary: 記事作成 | ||
date: "2024-04-29T14:31:59+09:00" | ||
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<!-- titleは自動で入る --> | ||
[GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた ドキュメントの活用でオフィスなしでも最大の成果を出すグローバル企業のしくみ](https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798183916) を読み終えました。始めはリモートワークメインの組織について学ぼうと考えて読み始めたのですが、いざ読んでみるとそれに加えてリモートとか対面とか関係なく役に立つ事柄がたくさん詰まっていて勉強になりました。よく言語化されている本だと思います。 | ||
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自身の得た学びの詳細に立ち入ると会社の話をしてしまうので、ここでは客観的に知らなかったことを挙げます。 | ||
会社っぽい話を書きますが、本に出てくるGitLab社の話なので僕の所属企業とは関係ないです。 | ||
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# 知らなかったことや感想 | ||
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## 情報は永続的で同じ主張は集約される方が良い | ||
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GitLabでは電話や会議のような永続的でない情報源を良しとしません。また、ドキュメントがバラバラになって似たような主張を複数のドキュメントで行っていることもよしとしません。そのため、SSoT(信頼できる唯一の情報源)を重視していて、情報は一元管理されたドキュメントに記述されるようになっています。 | ||
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## 文化はビジネスの変化に合わせて変容していくもので、採用時もマッチより変容を見る | ||
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「我々らしい」で採用をせず、変容を受け入れる。新しい価値観を受け入れ、「我々らしさ」をもっと向上させる人材を採用する。 | ||
カルチャーマッチの先を考えたことがなく、単純に自分にとって新しく感じられて考えてみようと思った。 | ||
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## 成果にこだわる | ||
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Valueのうち、Resultをヒエラルキーで見て一番上に持ってくる。成果を出すのが大事。 | ||
本を読んでいると、会社が儲かってないと対人トラブルをケアする専門チームとか持てないのでは...と思うことがあった。成果にこだわる(ここでいう成果は顧客への影響、究極的にはNetARR)というのは意外だけれども納得だった。 | ||
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## 孤独感への対処は気配りではなく仕組みで対処する | ||
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リモートワークの孤独感に対して、気配りで対応しない。インフォーマルなコミュニケーション機会を設定する。 | ||
思ったより本の中でエンゲージメントとかインフォーマルな交流が重視されていて驚いた。リモートワークで運動が減るとかのケアまで会社が行っているし、手厚いサポートだなと感じる反面、パフォーマンスを出すために必要なことは全部やるという姿勢が感じられて合理的だと感じた。 | ||
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## イテレーション | ||
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イテレーションとは、価値を計測可能でなければならない。計測できない内部変化はリビジョンと呼び、イテレーションとは明確に区別される。 | ||
この辺はアジャイルの考え方と同じだけど、アジャイルの勉強した時よりも具体的に踏み込んでいてイメージしやすかった。 | ||
正直ここのイテレーションの話が一番個人的にためになったかも。 | ||
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# ぼんやり感じたこと | ||
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- だいぶ大人だなと感じた。同意はしないけどコミットする、とかは分かっていても本能的に拒否が出そうで難しそう。 | ||
- 対人の難しさは本質的に対面でもリモートでも難しい。対人だと様々なテクでなあなあになっていそうなところがリモートだと本質が浮き出るので、明らかなミスを避けるように双方トレーニングを積むし、実際に衝突が起きてもチェックリストに照らし合わせて進めていくところがとても誠実に感じる。 | ||
- 踏み込みにくい話題へ入る際の検査のようなものが整備されていると感じる。対人と同じく明らかな失敗を踏むのを避けるための仕組みが整備されていて、言語化が進んでいると感じる。 |
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